11/9、本日栗原市は晴天で気温が18度近くまで上がり、暖かい一日となっております。来週からは一層秋らしい気候になっていくかと思いますが、東北ではもうすでに「青森県の八甲田山系・酸ヶ湯」や「岩手県の岩手山」など標高の高い山などで雪が降っております。
ぽかぽかと暖かい日になると、思考が止まり感情で物事を捉えることが多いような気がします。
そのような時に、ふと、思考と感情について疑問が沸いてきました。
《人間は 思考してから感情が動くのか 感情が動いたため思考するのか 》
過去の経験から、今後の出来事を推理し、その上で感情が発生することもあると思います。
逆に、なんとなく感覚的に楽しそう、嫌そう、という感情が沸き上がり、その上で思考し行動することもあります。
食べ物の好き嫌いや、色の好み、音楽の好みなど、人それぞれ好みは違いますが、こういった好き嫌いなどの感情もよくよく考えると不思議です。
過去の経験からの思考を先にしてから、好きや嫌いといった感情が沸き上がるのか。もしくは、思考する以前に好きや嫌いといった感情が沸き上がるのか。
思考が先でその後感情が動くケースもあれば、感情が先に動き思考がその後のケースもあるように感じます。
では、感情とは一体どこからきているのか?
考えてみた結果、感情というものの中には、これまでの経験や知識などをもとに思考の前段階で、一瞬にして無意識が計算した結論を顕在意識の思考にアドバイスのようなものを送っているケースがあるのではないかと感じます。
人間にある潜在意識と顕在意識という二つの意識のうち、ハーバード大学の名誉教授であるジェラルド・ザルトマン博士によると95%が無意識の潜在意識から行動しているともいわれています。
また、生まれたばかりの赤ちゃんには顕在意識がないともいわれています。
好き嫌いや、感覚、感性など無意識のうちに湧き上がる感情は非常に重要な「なにか」であると感じます。
この、感情の不思議な部分が解明されると、そこから無意識についての謎が解明され、現在のアルゴリズムでの人工知能が飛躍的に進展するものだと思います。
また、そのためには「感情や意識をもっているかの証明」するための「なにか」が必要になりそうです。